札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2008年5月23日金曜日

手厚い看護

日勤では、6人の看護婦さんと、それにプラス遅出で12時から二人出勤でカテーテルのために、出勤しています。瞬間的には、8人の看護婦さんが、最大19人の患者さんをみています。7:1どころではなく、3:1なみの手厚い看護です。
ただし、毎日、入院5-10人、退院が5-10人と動きがはやいので、入院カルテ作成、情報収集など、業務はいる患者数以上に大変だと思います。
でも、患者さんに対して看護婦さんがちゃんといることが、ものすごく大切で、当たり前のことなんだけど、忘れ去られてた気がします。基準をみたせば、いいみたいなところがありましたが、基準だけでは、医療行為の処置に忙殺されてしまうのでしょうね。
ちゃんと看護婦さんがいれば、入院中および病気の患者さんの回復の源になるということを実感します。 本当に、患者さんが元気になっていきます。 食事から、歩行の介助および精神的なケア、病気のケアなどが、全部看護婦さんがやってくれるのです。それも、いつも患者さんお傍にいてあげれてます。当然、余裕があるせいか、患者さんにも、すごくやさしい。いまの手厚い看護が、患者さんにとってこんなにプラスになるとは、想像していませんでした。看護の力は恐ろしいです。
しかし、現在25人の看護婦さんがいます。いろんな医療機関の先輩方からは、クリニックとしては多いといわれますが、今書いたように、患者さんのためには、多ければ多いほど、いいと痛感していますので、頑張ってこの看護婦さんが維持できるように頑張ります。そして、それを具体化することが、CEOとしての、僕の任務ですね。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

先生こんにちわ。
看護婦さんがいつもそばにいてくれるというのは、とても心強いものですね。私はお産でしか入院をしたことがないのですが、ナースコールを鳴らしても、遠くで「今行きます。」とは聞こえるけど、なかなか来てもらえず、不安になってしまったことがあります。特に心臓というと、命に直結する事態もありますので、すぐに駆けつけてくれる看護婦さんは、必要だと思います。
今まで他の病院ではなかった試みを、これからもSCVCではやってほしいです。

rotaman さんのコメント...

こんにちは、そうなんですね。20年間、救急の病院にいたので、看護婦さんは、忙しくて、ナースコールもいま一つ、忙しいから、どうしてもやさしくできなくなってしまう。
一番いいのは、ひとを増やすことなんでしょうが、人件費が増えると病院経営上よくないし、現状の看護婦不足では、看護婦さんを集めるのも大変。
色々な問題はあることはわかっていましたが、
今回のことで、十分な人員配置が、本来の看護婦さんの看護の力を発揮できるすばらしさを実感しました。
あとは、SCVCとしてやっていることを皆に理解してもらって、スキルアップもしていかないといけないと思っています。