札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2008年8月27日水曜日

今日の患者さんから

学んだこと。心臓がわるくなって、心配になっているときに、ちゃんとその声を聞けるようになることが大切だということです。
大きな病院になり、たくさんのドクターのいる病院での、良さもありますが、やはりきめの細やかな配慮ができなくなっているのではないでしょうか?いま自分がやっている医療は、小さい規模で、自分の目が届く範囲での医療です。患者さんと直接触れ合いながら、悩みを聞いてそれを全力で解決してあげることが、できます。
我々のカテーテル治療では、当然よい結果が求められますが、それは当然として、冠動脈や、心臓のみならず、本当の意味での心をケアすることが重要だと、再認識しました。そして、それは大病院ではできなことであり、我々のような小規模、中小企業のクリニックが成り立つ理由だと思います。
あー、開業してよかった。しなければ、気付かないことがたくさんあります。まだまだ、勉強できます。
感謝です。
あと、2件で、カテーテル終了ですが、本日は部長と、院長が一生懸命、検査してくれています。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

患者側からすると、かかっているDrが自分の状態をどれだけ把握してくれているか気になると思います。大規模になると日々病気を診るので精一杯ではないでしょうか。どんな病気でもそれぞれ大変ですが、特に心臓疾患は直に生命にかかわるようで怖いです。
ましてカテーテル治療なんて、循環器なら何処でも出来る訳ではないし、地方に住んでいるとそんな治療法があるのさえ知らずにいる事も多々あるでしょう。無駄な時間と費用をかけ手遅れとなるのも珍しくありません。
唯一、平等であるはずの命だって、住む地域によって格差が生じるのです。
自分の身体が大事だったら、同じ治療でも少しでも症例の多い病院を選びたいですし、一人一人に向き合って親身になってくれるDrに巡り合いたいです。
普段かかりつけの先生は、何かあれば専門の病院を紹介してくださり、またその先でさらに専門のDrを・・と言う風にしているうちに、前の病院から藤田先生のクリニックへとたどり着きました。不思議な〝輪〟ですね。
私自身も、心臓だけは絶対大丈夫だと思っていました(根拠のない自信ですが)
不整脈も出てない時は至って元気ですが、外傷と違って見えないだけに血栓でも出来たらと、それが一番不安でした。
それに、心臓を長年患った母の逝った年齢に近づくとなおさらです。普段は気にしてないと思っても、人間の深層心理なんてそう単純に割り切れるものではないのですね。
昨年、心房細動の治療をして下さった鵜野先生から良く覚えていますよと、その時の状態とか、現在の症状から来る可能性とかの返事がかえってきた時は、救われた感じがしたものです。こういう点では、至って単純に出来ています。
藤田先生が開業されたから、またこんなに近くで鵜野先生の治療を受けられます。
治療後の管理は、クリニックの先生方にして頂けるしとても安心です。
一応病気かもしれないけれど、病人ではないので、治療がすめばまた200%元気に頑張れそうです。