札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2008年11月15日土曜日

寒さと病気

10年以上まえは、寒くなるときなどの、季節の変わり目に、心臓で倒れるひとが多いと思っていましたが、最近は少ないとおもっていました。しかし、今年は、いま寒さの変わり目で、調子が悪くなるひとが多いです。緊急患者さんが多く、がんばってもらってます。今日は、北見での外来後、いつものように網走ですが、網走では、朝からカテーテルをやっています。全部で8件やる予定です。
いそがしく、仕事ができるありがたみを感じています。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

気温の変化が激しくて、体調を崩す人が多いです。大切な友人の家族が糖尿病で、合併症から腎機能も悪く、不安定狭心症で緊急入院しました。一時期透析も受けていた様です。歩行も困難な程足が痛く、友人の話だと血管にカスが詰まってきて、狭くなっているから痛みがあるという事らしいです。
近々バイパス手術を受けるようですが、糖尿病の人の術後って、出血が止まらなくて大変だったのを身近で見ていたので心配です。
どんな状態か詳細はわからないけど、先生のドクターコラムを拝見していて、カテーテルで出来ないのかな・・と考えます。
大病院のDrが、それなりの診断をしての結果だとは思うのですが。

心臓血管ドックの健診の案内を周囲に見せています。少しの情報で助かる命もあります。病気の多くは予防ですよね。

rotaman さんのコメント...

心臓も、足の血管も、カテーテルで治すことは可能です。ただ、再発の問題や、全身状態を考えて、バイパスにするか考える必要があります。
でも、結局、信用するお医者さんのいったことを信じるしか、患者さんは選択肢がないことが多いことも、感じています。
少なくとも、そのような意味で、信頼をうらぎらないように、治療も最高の機械、技術を磨いて、そして治療後も、フルサポートして、信頼を裏切らないように努力しています。

匿名 さんのコメント...

緊急入院して、患者本人が自由に動ける状態でないまま転院を余儀なくされると、家族に選択の余地など無く、病院を信頼するしかないようです。
私の住む地域は、都会のように受け入れを拒否される話は聞きません。
ただ、専門医がいないため手遅れになるケースが多いようです。公立病院が市町村の不良債務のランキングに上がっているので、閉鎖に追い込まれたらどうしようと、心配の声が聞かれます。
医師の確保が出来なければ、患者さんはより高度な医療を求めて離れていくばかりで、赤字に拍車がかかります。
悪循環ですね。
研修医の立場にしてみれば、少しでも症例の多い医療機関で勉強したいのは当然だと思います。高度な技術を持った人は、どうしても都会に集中してしまうのも現実でしょう。
次世代には、地域医療のためにと、立ち上がってくれる医師が現れてくれる事を願います。