札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2009年7月25日土曜日

北見です。

昨日は、北見で福原先生と4人PCIと1人PTRAを無事に終了して、早目にホテルにいって、そこの温泉にはいって、夜は、鳥一の焼肉をひさしぶりに皆でたべました。10時には、帰ってすぐに寝ました。ひさしぶりに長時間寝たので、すこし疲れが残りっているかも、
本日は、午前に北見の外来後に、網走でPCI6 PTRA1件あり、そこからSCVCに帰ってきて、5人のカテーテルがまっています。

最近、色々と勉強になることがあります。病院の経営のために、結局はキャッシュフローを改善するために、診療報酬の流動化や、土地建物を売って、とりあえず現金化して、土地建物はかりるという方法。これをすることにより、2か月分の診療報酬分のキャッシュと、土地建物分のキャシュを増やすことができます。キャシュが増えることにより、安定した経営につながるらしいのですが、この仕組みって、給料の前借みたいな感じだし、土地だって、現金はふえたけど、長い目でみたら、損しているわけですよね。それで、キャシュフローが改善して、よくなったといわれても、なんか詐欺にあった感じですね。このような小手先技術での経営って、最終的には、自分の首をしめるのでしょうね。
会社を安全経営するためには、黒時経営が原則です。そのためには、原則がふたつ、収入を増やして、無駄な出金をコントロールする。それだけです。注意が必要なのは、コストカットの危険性です。収入がきまっていれば、コストカットがきわめて有効ですが、コストカットにより収入が増やせなくなる危険性があることを理解しないコストカットは極めて経営にとっては、悪しきものです。そこらへんのことを考えたコストカットが有効です。収入を増やすためには、いろんな方法がありますが、原則は自分たちのできることを精一杯、手を抜かずにやること。それもやりがいをもってです。コストカットは、人のやりがいや、やる気を奪いとることがあります。注意です。
感動したこと。 8%の賃金がカットされても、がんばって仕事をしている人がいること。このような人は必ず報われます。お金、やりがいどちらも、手に入りはずです。

2 件のコメント:

yuzu・p さんのコメント...

藤田先生こんばんは
相変わらずお忙しい週末ですね。

最近は、減価償却の対象になる固定資産を、
なるなるべく持たないという話も聞きます。
財務諸表の一つである、キャッシュフロー計算書は、健全な現金収支を把握する、大切なものですね。
今、一番仕事がありそうなこの時期に、倒産する民間企業が増えています。仕事量の減少に伴って、リストラの繰り返しや、大幅な賃金カットでその場をしのいでいる企業もあります。経営者にとっては、そうせざるを得ない窮地に追い込まれているのでしょうが、それだけで解決する問題かなと思います。
中には先を読んで様々な創意工夫をして、危機を乗り越えている企業もありますから、やはり企業努力が大切かと思います。
コストカットも、そのために職員がやる気をなくすとか悪影響を及ぼすやり方は、極力避けなければならないでしょうね。
ただ、そこまで考えている経営者が、どの程度いるかは疑問です。
厳しい現実にもめげないで、頑張っている人もいるのですね。救われる感じがします。

rotaman さんのコメント...

そうですね。我々のやっている医療行為は、経営という意味では、かなり保護されているの、通常の経営者の方に比べると、はるかに楽なんだと思います。

自分ががんばればいいわけですからね。

でも、自分のまわりにコストカットされても、前向きに頑張っている人がいるので、すこしでも、僕が役に立てるようにがんばります。