札幌ハートセンター

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2012年6月27日水曜日

加藤先生のCTO

恒例のCTOの勉強です。本日の症例は3例
1例 LADのCTOです。レトロチャンネルはありますが、CTOの末梢が大きなseptalと、LADに分岐しています。そのLADに入るレトロチャンネルは#4PDの末梢のルートしかありません。選択造影でisolationをしてから多方向でみるとまっすぐ上にあがってから、くるっと一周してぬける感じです。シオンを一度別な枝にいれて、ひきながら先端を上にむけて通過させています。あとは、LADの前側は、大きなLADのために、gaia 2ndでも通過できず、コンクエストをつかって通過させて、reverese CARTで通過させています。

2例目は、LCXのCTOで、レトロができず、アンテからCTどうりのイメージでガイアを操作も穿孔しパラレルでガイアを通過させています。

3例目もLADのCTOです。長いCTOですが、アンテからガイアで中之島のsepに抜けてそこまでコルセアで通過させてから、IVUSガイドで向きを狙ってgaia をLADに通過させています。その後は、バイプレーンで方向をみながら、回さず、ワイヤーを通過させています。

これこそ、ガイアという通過の仕方です。CTOは、これからは、アンテからのガイアの操作の仕方がとても重要になります。今日も加藤先生の手元ばかりをみて勉強させてもらいました。

症例提示は、一例目です。レトロワイヤーの通過はまさにシオン様々という感じです。

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