札幌ハートセンター

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Dr Fujita's blog. Enjoy it

2013年7月31日水曜日

下肢動脈のCTO

昨日、他の病院で石灰化で固くて、ワイヤーが通過できず、断念した症例の紹介あり、retryしました。

アンテから確かに35ナックルが通過せず、14 シバリエ30Gも弾かれます。FAから35ナックルで4mmのバルーンでCARTの方法でアンテのワイヤーをそちらに誘導すると簡単に通過です。

その後は、ステントいれて終了です。10mmのsmartいれましたが、拡張があまりよくなかったです。

末梢血管の治療は、14,18、35の様々なワイヤーをいわゆるintimal trackingやナックルなどの手技をつかえれば、ほとんど通過させることが可能です。ときには、石だらけで、GWのおしりのIVUSガイドでいれることもありますが。。。。

末梢血管のよいところは、subintimal plastyでも成績がいいことです。それは、血管が太いせいかと思っています。

14も35もすべてしっかりつかえて、引き出しを沢山もっていることが役にたつと思います。

術者は、部長の菅野がワイヤー通過は、30分で、その後は。。。。。

2 件のコメント:

yuzu さんのコメント...

藤田先生お疲れ様です。

昨日は、鵜野先生の外来でした。
気合を入れて朝8時15分頃クリニックに着きました。
待合室に入って驚きました。
皆さん何時から来ていたのでしょうか、超満員の患者さんでした。
今年度から鵜野先生が常勤になられて、週2回の外来になったら混雑は緩和されるかと思いましたが、患者さんは増加するばかりですね。
道内のかなり遠方から受診されている方もいらっしゃいました
開院当時は少し待つ程度で、いくらも時間がかからなかったのが今考えると不思議な位です。

本を読みながら待っていたら、喘息が治りきっていなくて急に咳が止まらなくなって、外に出て吸入を使っていたら、大丈夫ですかと声をかけて下さった方がいました。
藤田先生の患者さんのようでした。

会計まで5時間ほど中にいましたが、患者さんの一人一人の診察時間を見ると、待ち時間が長くなるのも仕方ないかなと思いますが、何時になっても患者さんの数は変わらず、待合室は満員のままでした。
あれだけの時間、診察なさる先生も大変でしょうね。

次回の予約の件で、受付の方には大変お手数をおかけしました。
有難うございます。

rotaman さんのコメント...

YUZUさん、鵜野先生の患者さんは、どんどん増えています。やはり、北海道から集まってきています。第三期工事では、まだ外来はいじれませんが、第四期工事では、外来をリニューアルします。