札幌ハートセンター

札幌ハートセンター
Dr Fujita's blog. Enjoy it

2013年11月28日木曜日

加藤先生のCTO

RCAのISRのCTOでダブルCTOです。#4AVと#4PDも分岐部にCTOあり、アンテから、PD レトロからAVで分岐部を仕上げ、終了です。

アンテのワイヤーは、GAIAですすみますが、途中の島の造影剤の流れる部分にワイヤーをIVUSガイドでも誘導できず、そこと、同一部分のプラークのなかにワイヤーいれて、コルセアを進めて、そこからXTRでその部分を通過させています。

IVUSで、同一のintraplaqueにワイヤーがあれば、その末梢にtruがあればワイヤーが抜けやすいことを利用していました。

今回は、ワイヤーのセカンドカーブの意味、それと僕もGAIAのたわみについての話があり、面白かったです。

2013年11月25日月曜日

患者さんから薦められる。

当院の新患者さんの多くが、患者さんからのご紹介です。口コミの大切さを実感します。あとは、地域の先生方からの紹介です。いつでも、気軽に24時間を対応をすることなど、いつでも連携を取れるようにしていることが効果があるのかもしれません。

ただ、悪評が立てば、いつ地盤沈下するかわかりません。常に上を向くように、医療も、サービスもどこにも負けないように努力をしたいとおもいます。

言霊

言霊とは、声に出した言葉が現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良い事が起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。

僕もこれは、真実だと思っています。
そして、それを超えたところに、声にださなくても、願えば叶うという概念があります。

思っていることと、声にだして言うことが違っていても、声にだしていれば、その声どうりの思いになってくるのです。

それは、声にだすことにより脳にその記憶ができてくるからです。脳にその記憶ができてくると、そのような思いが叶うようになるのです。

辛いときに、辛い辛いと声にだせば、どんどん悪い方向にいきます。辛いときには、それを声に出してはいけません。だまっているか?嘘でも、楽しいということで、脳にそのような情報がインプットされて、辛くなくなってきます。

とかんがえると、僕は昔からすべてこれを無意識の内に実践していました。

決して弱音を吐かない。それが、幸せへの道なんですね。

2013年11月24日日曜日

コンビニ受診。

24時間いつでも、対応します。

基本は、患者さんの状態が待てない状態であれば、すぐに診てあげる必要があります。家族によっては、そこらへんの判断が付かないので、電話を受けて状況を聞いて、病院にくるかいなかを判断します。

一番、残念に思うのが、明日は、自分がいないので、今日診てくださいというものです。患者さんが苦しがっているからであれば、当然診ますが、患者さんは慢性的な異常であり、明日でも構わないものが、家族が明日これないからというものです。

携帯電話を配布して、毎日たくさんの電話を受けていますが、月に一回はこのような方がいます。

病院がいつでも、困ったら診てくれることが、どれだけ素晴らしいことか?それを維持するためには、沢山の職員の努力によって成り立っています。

本当に困っている人のために、対応していきたいとおもいます。

2013年11月21日木曜日

本日の業務終了。

今日も、PCI14例でした。

合計今年は、2024例となりました。

小さな食事会をやりました。

2013年11月20日水曜日

PCI年間2000症例

本日、年間のPCI件数が2000件を超えました。外科も本日で、開心術300例超だそうです。運命を感じます。

日本の中で、年間PCI2000を経験している施設は過去に3施設しかありません。
単科の施設で、病床数50床の我々の施設が、その中に入れたのは、職員のおかげであり、我々を支持してくれた患者さんのおかげだと思っています。

これからも、患者第一にがんばっていきます。

2013年11月17日日曜日

人は、弱いものです。

徳洲会の記事をみると、いろんなことがニュースになっています。選挙に関しては、いまさらという気がしますが、関連企業から、親族に年間一億円の業務委託費なるものがでていたというニュースをみました。

理事長はしらなかったのだとおもいます。病院があげた利益を、自分の理念の実現するために選挙に使いそして、病院を良くするという考え方は、個人的には、法的なものを除けば、いいとおもいます。それは、多大な借金を背負って、徳洲会を作ったわけですから。

でも、病院であげた利益を、給料という目にみえる形ではなく、みえない形で、個人の利益にするのは、????です。

人は弱いものです。自分の目の前で沢山のお金が動いていくのをみると、自分のお金と錯覚したり、少しくらいとっても大丈夫などという気持ちが生まれるものです。
経理の不正などは、よくあるものです。
お金が動く部分に関しては、信頼できるものにチェックをさせる必要があります。

徳洲会もそのような意味で、関連企業に親族をいれたのだとおもいます。でも、その親族も、いつのまにか初期の目的を忘れ、利益をむさぼるようになるのでしょう。

関連企業がだした、利益がいかにも、自分がだしたかのように勘違いしてしまうのでしょう。人の弱いところです。

人は弱いものです。これを前提に、人を管理しないと、こうなってしまいます。

反面教師として勉強させてもらいます。

2013年11月16日土曜日

忘年会が近づいてきました。

開業したときは、少人数であり、ホテルは、ロイトンで豪華にやりました。その後、一度やってみたかったフレンチレストランでやっりましたが、その後も順調に人が増え、オークラで2年連続やってもらいましたが、それも限界になり、去年からは、ルネッサンスホテルで、SCVCとSCVR合同の忘年会をしています。

今年も、同様にやれそうです。一人予算は多めにとっています。そして、開業して三年間忘年会のときにやっていた、名物の忘年会時のボーナスの復活をさせます。

これも、本院のみならず、手稲のSCVRが黒字になったお陰です。鵜野先生を中心に、職員でがんばってもらったおかげです。

来年は工事が入ります。どんどん発展をさせていきたいとおもいます。

レーザー治療の威力

冠動脈に対するレーザー治療が保険適応されています。

しかし、まだ末梢血管へのレーザー治療は認可されていません。

レーザー治療の利点とは?
血栓を蒸散させてくれる
アテローマを蒸散させてくれる。

我々が治療する末梢血管ではステントがいれられなければバルーンで治療するしかありません。バルーンでは、動脈硬化や血栓を広げるだけなので、そのリコイルがあります。

最近も、膝のCTO病変をバルーンで加療したが、血栓が残っており、レーザー治療目的で治療をしました。

レーザーをかけたあとでは、拡張の度合いが全然違います。血栓やプラークがレーザーで蒸散されたせいだと思います。

早く、保険償還されることを願っています。

2013年11月15日金曜日

冬になり、緊急の患者さんが多いです。

高度房室ブロックや解離の方が多いです。寒くなったせいでしょうか?いろんな病院から紹介されてきます。
始めての先生からも、調子が悪いので、迎えに来てくれると聞いたといって、連絡がきた先生もいます。

いまは、在宅の往診が多くなり、自宅での状況が悪くなったときに、困るみたいですね。

当院は、24時間いつでも、診させていただきますをモットーに頑張ります。

ベットが満床なので、無理ですなんて、絶対言いません。

2013年11月14日木曜日

今日は、蟹が食べたくなった。

どうしてだろう?とおもったら、親父の日だった。
感謝、感謝。とてつもなく、感謝。

2013年11月13日水曜日

選挙は人を成長させる

以前、衆議院の病院から立候補したことのある自分の経験でいうと、選挙は大変であり、人に頭を下げる訓練にもなり、自分にとっては大変プラスになったと徳田理事長には、感謝しています。

そのときは、職員一同、朝の八時から、夜の八時まで選挙活動して、それ以外は病院でカテーテルをやっていた記憶が蘇ります。みんな大変でしたが、その時の仲間がいまの札幌ハートセンターの礎を築いています。

病院の職員が選挙をすることが、違法だとは、僕は今回のことで知りました。違法になることを隠すために、いろんな粉飾をしていたとすれば大きな問題です。

確かに、当時からいろんな方が、公職選挙法で逮捕されていたような気がします。
政治活動は、理事長の夢であり、それに従うのは職員として当然だとおもっていました。

残念なのは、理事長がやっていたことが、公職選挙法にひっかかるということを知っていながら、隠していたことんもそうですが、今回のように公になる前は、選挙、選挙といって理事長にいい顔をしておいて、公になったとたんに、手のひらを返すように、本来の患者さんの医療に戻るべきだという人が沢山いることが悲しくなります。
僕の美学からは、切腹ものです。

理事長は、患者さんのためにやっていたことは、事実であり、それは素晴らしいことだといまでも、思っています。


2013年11月11日月曜日

土日で、いつものように患者さんが来られました。

なかには、家族の方が3年以上前に当院にかかっていて、家族が胸が痛がり当院に連れてこられたり、数年ぶりに来られる方が多かったです。

なにかあったときは、当院に連れて来るということは、それだけ信頼されている理由ですから、とても嬉しくおもいます。

休日および夜間診療をコンビニ診療の様に考えて、仕事が忙しからとかいってくる人や、僕への携帯電話へのコールも先生の場合は、主治医に電話すると診察料が取られ、先生はただだからといって電話してくる人などがいます。

多くの方が、困って当院を頼ってきてくれます。

ありがたいことです。

2013年11月9日土曜日

わからなければ、大丈夫?????

いま問題になっている食品偽装、誤表示や、以前いた病院での組織ぐるみおよび家族ぐるみの選挙活動?など問題になっていますが、根本は、すべて、やってはいけないことをやっているわけです。どうして、やってはいけないことをやっているのか?理由は簡単です。
わからなければ大丈夫という気持ちもしくは、わからないようにするのが、プロだなんて?とんでもない発想を持つからです。
そして、皆がそうしているんだから、うまくやらなきゃだめだというふうになります。

このような発想で、食品偽装、選挙応援などがされたいくのだと思います。

当院も、医療を患者さんに提供をしています。医療法および診療報酬という枠の中でやらしてもらっています。当然そのためには、色々とクリアをしなければ、いけない基準が沢山あります。看護師の配置や、当直などあります。
あってはいけないことに、当直をしていないにしているようにしたり、看護婦の数が足りないのに、水まししたり、医療消耗品を代替請求したり、など挙げられるます。

当院では、どんな小さなことでも、一切の不正もしくは、拡大解釈をさせません。それが決められたルールのなかで、やるための最低限のマナーだと思います。

その最低限のマナーが、皆がやっているからとか?わからなければ、大丈夫などといって、守られないので、皆さん、最後はバチが当たるのではないでしょうか?

朝の朝礼でいっています。神様が診ています。患者さんのために正しい医療をしっかりしなければ、必ずバチがあたります。



GAIAの良いところ

ウイップが少ないことによる操作性の向上が強調されていますが、それよりも、尖端の穿通力がコンクエスト並なのにワイヤーが柔らかいということのほうが特徴的であると思います。

ワイヤーがデフレクションすることによりワイヤーは曲がっていきます。
シャフトが硬いとシャフトの硬さによりワイヤーがデフレクションしにくいために、さらに固いところに当たらないとワイヤーは尖端を曲げたとしても、まっすぐいくのみです。
それがコンクエストのようなシャフトも硬いワイヤーの欠点なのです。
GAIAは、シャフトがやわらいためにデフレクションしやすく、病変が固くなくても、ワイヤーがデフレクションしてワイヤーが曲がってはいっていきます。
柔らかいところをトラッキングするには、最適なのです。
そして硬いところにくるとシャフトが自体が負けて、大きくたわんですすみません。

GAIAの基本操作は、柔らかいところを探りながら、進めていきます。しかし、押して尖端がデフレクションするようになったら、それは硬さにGAIAが負けていますので、少し方向を変えて、ワイヤーを進めます。そして通過させますが、どの方向でも尖端がデフレクションした場合は、それはGAIAの穿通力が負けていますので、セカンド、サードと上げていきます。

コンクエストは、シャフト自体が硬いためにこのようなワイヤーが硬さに負けてデフレクションを見ながらすすめるということができません。あくまでも、自分の任意にワイヤーを勧めることしかできません。

GAIAは、このデフレクションを理解しながら進めていけば、病変部の柔らかいところを進めていけます。

コンクエストとGAIAの違いは。ウイップよりもこちらのほうが、重要です。

2013年11月8日金曜日

膝下、外傷性のSFA末梢の閉塞。

Trans colとアンテからのIVUSガイドで通過させましたが、アンテからのIVUSでは、途中で血管の三層構造がなくなり、巨大な固い組織のなかをワイヤーが通過。たぶん挫滅によるものだとおもわれ一部造影剤の漏出がありますが、経験的には、通常の血管外ではない感じ、それはワイヤーの通過もNexus50Gでやっと通過するような固い組織であったことなど。。。。バルーンでの拡張では反応がよかったので、そのまま治療でうまくいきました。

外傷性のCTOは治療は、難しいとされていますが、ケースによっては可能です。

IVUSが有用でした。



2013年11月6日水曜日

10月のみで、月100件のカテーテルアブレーション

手稲と本院で、カテーテルアブレーションが、月100件を10月は施行しています。

年にすると1200件ペースです。

リズムセンターが立ち上がり、まだ、設備が不十分ななかでの、症例数ですから、素晴らしいとおもいます。

とくに心房細動によって苦しんでいる方にとっては、内服を止めれる。脳梗塞になる危険がなくなるなと、治療が上手くいけば、いいことだらけです。

今後とも、患者さんのためによりよい治療が可能なように設備を整えていきます。

2013年11月3日日曜日

24時間対応

昨日、患者さんから、お叱りを受けました。一年以上まえに熱がでて、背中がいたくなり、救急搬送を当院に断られたと。。。。

調べてみると、救急隊からの電話が病院から僕に携帯に転送されています。

そして、その2時間後に救急センターから当院に連絡がきて、受け入れています。

なぜ、受け入れなかったのか?記憶がないので、定かではないですが、基本は、当院の患者さんであれば全員受けます。循環器疾患と推定すれば受けます。ただし、かかりつけでなければ、循環器以外であれば、救急当番にと回すことがあります。
救急車は断わらないが僕のポリシーです。

でも、結果として断られたと思われてしまいました。
状況は確認できませんが、
可能性として、
かかりつけの確認がされていなかったために、熱と背部痛ということで救急当番に回したか?
熱があるので、救急当番に回しますといわれたので、なにかあれば当院へといったか?

いずれにせよ、患者さんにそう思わせてしまったことに対して、気を引き締めなければいけないと痛感です。

一方では、薬がなくなったので、お願いします。カテーテルの予約をしたいとの電話がこの㉁に入ってきています。

どんな電話でも、24時間僕が必ず対応することにして、なるべく理想から離れないようにしています。
救急車が断れれて、たらい回しになるようなことがないようにしたいと思っています。

反省。



2013年11月2日土曜日

心優しき人

開業してから、ずーと病院にかかっている人ですが、心が優しく、とても純粋で子供のようです。患者さんとして、僕とおつきあいしていますが、今回も入院しました。

大人になると純粋な心、子供のような心がなくす人が多いなか、貴重な存在だと思っています。

最近、胸痛などで具合がわるくなって、家が近いという理由で脳神経外科の病院に行って、循環器ということで当院に回されて緊急入院しました。

どうして、脳外科にいったの?胸が調子が悪かったら、うちに来るんだよと言ったら、だって、家が近かったということだそうです。

始めてのツーショットです。当院の職員からも、馴染みであり、皆に愛されています。
カテーテルして、治療したところは全部大丈夫だったよと、言ったら、泣いて喜んだ帰っていきました。

本人からは当然許可を得ています。

2013年11月1日金曜日

今日は、途中に個人的な理由で病院を抜け出しました。

部下が、外来およびカテーテルを順調に終了させてもらいました。
土曜日から連休なので、TCTから早くかえってきて、昨日、本日、そして明日とカテーテルをさせてもらいます。

ありがたいことに、来週まで治療がいっぱいです。患者さんのためにたくさんいいことを提供したいと思っています。

そのためには、外来をしっかりしていかないといけません。そして、クレームへの対応もしっかりしないといけません。

感謝。感謝。