札幌ハートセンター

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2015年2月28日土曜日

心臓手術2

ブログに道井先生の凄さが文章で伝わらないというコメントがありましたので、そこのフォーカスします。

心臓の手術は、バイパス手術、弁の手術、大動脈の手術、心筋の手術などあります。

すべて手作業ですから、術者の腕の差がそのまま成績として現れます。

それも命に関わるほどの成績の差です。

僕がこの札幌心臓血管クリニックを立ち上げて、将来心臓外科医と一緒にやるのであれば、道井先生以外とはやる気はありませんでした。それは、冠動脈疾患であれば、自分でほぼ治療は根治できますし、弁疾患などどうしても必要な外科治療のみ、外科に紹介すれば患者さんにいい治療を提供できていましたので、正直困ってはいませんでした。しかし、外科を立ち上げるとなると、ベッドが必要ですし、建物なども必要になります。とてつもない投資になります。そのリスクを背負っても、道井先生となら一緒にやったほうが患者さんのためになると思います。

道井先生の凄いところ。
1)北海道ナンバーワンの症例数を以前の病院でずーと維持しており、現在は当院で北海道ナンバーワンの症例数をやっています。
2)患者さんに対して、一生おつきあいをする覚悟で治療をしています。
3)技術的には、僕が尊敬する手稲渓人会病院の心臓外科を立ち上げた岡本先生が言っていましたが、針さばきが、とにかく天才的だそうです。素早く、正確であり、とても叶わないと言っていました。
4)その技術をもって、クオリティーの高い、バイパス手術、弁形成術、大動脈弁の手術における妥協なき大きな弁置換や、弁下組織の削除、HOCMにおける心筋切除などなど、素晴らしい技術を持っています。
5)僕が手術をすることになれば、道井先生にしてもらいたいと思っていること。

以前にも書きましたが、北海道内でカテーテル治療件数一番の僕と、外科手術件数一番の道井先生が組んだこと自体が奇跡ですが、それ以上に毎日患者さんの治療方針を一致させるために外科内科合同カンファレンスをして札幌ハートセンターとしての治療方針を患者さんに提供することができる施設は、極めて稀な施設だと自負しています。

インターネットで病気を検索したときに、外科の部分が少なかったので、心臓手術というタイトルで投稿しました。googleでヒットしやすい項目をいれて文書を作ったので、肝心の部分が抜けていました。

申し訳ありませんでした。

2015年2月26日木曜日

どうしてすぐの検査が必要なのか?

2009年の患者さんです。お腹が調子がわるく他の病院にいってみてもらっても、なんともないといわれて、当院を受診しています。

CTでは、重症な狭心症です。すぐの入院ができず、3日後に入院予約としました。

入院の朝に、突然死されたと、娘さんから連絡がありました。
即日入院させればと悔やまれた方です。

やはり、初めて来た日に、検査を終わらせ、治療方針を立てるということがとても、重要だということです。

他の病院では当然心臓を調べていないし、調べようとしても、予約でCTまでは時間がかかったでしょう。
当院では来たときに、重症の狭心症という診断までできて、内服も開始して、カテーテルもすぐに組みました。

それでも、間に合わなかった。

このような人が一人でも、これからつづくことがないように、即日検査、異常があれば、すぐに入院としています。

この方の心臓CTAです。

2015年2月21日土曜日

口コミ

ある人が、札幌心臓血管クリニックの口コミを心配して教えてくれました。
以前からチェックをしている部分で、改善できるところはしっかり改善するように努力をしています。

ただ、ながーい待ち時間での30秒診察については、これがなかなか改善できない。とくに、問題がなければ、問題なし。そして、そこに症状もなければ、必然的に素早く診察を終了することになります。

1日10人くらいをゆっくり検査結果を踏まえて説明をし、患者さんが納得してもらえるような努力はしていかないといけないと思いつつ、この病院がここまできたのは、自分がすべて診察するそして、すべてに責任をもつ、24時間対応をしてきたおかげだと思っています。
では落ち着いている人は他の先生にという意見もあります。
ただ、落ち着いていると思われる人も、定期的な検査が抜けたり、症状を見逃したりする他の病院のようになりたくないという思いもある。

では、なにが正しいか?

答えは、自分がなにをしたいか?僕はたくさんの患者さんの病気を管理し、早期発見早期診断をしていくということです。これは人としての道にも反していませんので、やはり自分の信じつ道を進むだけです。

しかし、ゆっくり外来の構築も今後の検討して改善します。

でも、口コミサイトは本当に勉強になります。

2015年2月15日日曜日

井須孝誠さんを追悼する会

稚内市で恩人の井須さんの追悼の会がありました。
稚内信用金庫の理事長であられた時に、札幌に支店をだすために頻回に札幌に飛行機で丘珠空港を利用しているときに、調子が悪くなりそれからずーと主治医をさせてもらっています。
いまから15年前に清田支店ができたときからのお付き合いでした。
上野幌の家のローンを調べてもらって低金利で借り換えさせてもらったり、部下である清田支店の方々には、色々と公私に渡りお世話になりました。一番は、札幌心臓血管クリニックを開業するときに、無担保で融資をしてもらえたことだとおもいます。稚内信用金庫の企業理念である、お金は担保に貸すのではなく、その人やその事業にお金を貸すということを実践してもらえました。
先生なら必ず上手くいくから大丈夫と言われたことや、僕が本をだした時には、その内容を読んで、井須さん自身と同じ考えであるということで、以前にもブログにのせた大切な大変感動してもらって手紙をもらっています。その手紙は僕の宝であり、当直室の壁に飾っていつもみさせてもらっています。
いまの札幌ハートセンターがあるのは恩人井須さんのおかげです。
経営が安定した現時点でも、最初の恩を忘れることなく、稚内信用金庫さん以外のお付き合いはしません。職員の給料も、稚内信用金庫に口座をつくってもらってそこに振り込むようにしています。
また、定期貯金をしながら、お金を借りるということもしています。すべて恩を返すためです。

そして、今日僕の生まれ故郷である稚内の名誉市民である井須さんが、稚内市主催の追悼の会がありました。

吹雪であり、飛行機は全面欠航であり、両事務長と車で朝5時出発、11時30分につきなんとか献花に間に合いました。そして、そこからトンボ返りで今着きました

立派な会でした。会場には、井須さんの歩みが写真で載っており、僕の知らない若い井須さんが笑顔をわらっていました。

僕の生まれは稚内であり、潮見町一丁目に家があり、家の前には国道が走っていたそうです。
そこの前を走って行き帰りしましたが、ものすごく不思議な感覚でした。

受けた恩に比べたらまだまだ、返し足りません。稚内信用金庫さんと一生にお付き合いをすること、そして社会に対してしっかり貢献していくことを約束してきました。

あらためて、感謝します。

2015年2月13日金曜日

バカの壁

いろんなパターンがあることに気がつきます。自我とは?他人とは?どうして、話を理解できないとかなど、よくわかるようになります。

自分の自我をどこまで、壁をなくせるか?それをコントロールしながらなくさないと、ちょっと危ない世界にいってしまいます。

それをしっかりコントロールできることが大切なんだと思います。

自分が発していることは、じつはそのまま自分にアタハマることが多い。当たりまえです。自分の発言は自分の経験でしかないわけですから、それを他人にいかに共有させるか?難しいと思います。

それがわかってくると、他人の言っていることが理解できるようになります。

今回は少し難しい概念でした。

2015年2月10日火曜日

心臓手術。

といっても、いろいろあります。

当院の外科での手術に関しては、バイパスは、弁形成術、弁置換術、心室、左帽形成や、大動脈の手術、ステントグラフトなどあります。

バイパスに関しては、MIDCABという小さな傷で手術も可能ですし、弁形成も適応によっては、MICSという小さな傷で手術が可能になってきています。

ただし、傷が小さいといっても、全身麻酔で、時には心臓を止めるわけですから、僕ら内科医からみたら、とても侵襲は大きいと思っています。

新しい治療などいろいろありますが、基本は、確立された治療を確実に患者さんに提供できるスキルがあって初めて、新しいことにチャンレジができると思っています。

そして、当院では、内科、外科ともに合同カンファでみんなの知識が同一化するようにしています。

日本で一番いい治療を提供できる名ばかりではない、心臓センターになったと思っています。

これからも、たくさんの患者さんに頼ってもらえるように努力し続けます。

2015年2月7日土曜日

決めたことを休むことなく、継続する。それが、パワーとなる。

ほんの些細なことですが、自分が決めたことを毎日繰り返す努力の継続が自分を強くします。
僕なら、ランと筋トレです。体調が悪く寝込まない限りは、ずーとやりつづけています。
それは、自分の努力の積み重ねが自分を鍛えますし、やり続けたという自負が心も鍛えます。
そして、無の気持ちでランをしているときに、色々なアイデアが浮かびます。ラン中に瞑想状態に入っているのかもしれません。

ほんのすこしだけ、自分に負担のかかる行為を毎日数分でもいいので、継続すると、心身が鍛えられると思います。

中学の頃から、無意識にそのようなことをずーとしてきているような気がします。
そして凡人である僕が、理事長として頑張れるは、このおかげでしょう。

2015年2月6日金曜日

2月になりました。

今年は、海外出張を全面的にやめて、外来をなるべく増やそうと思っています。
去年は結局なんだかんだいいながら、10回以上の海外出張をしていました。
今年は、必要であれば近場で2−3日で帰ってこれるものしかいきません。
現在、北見、網走への出張を、金、土曜日にしていましたが、これを隔週にして、月から土曜日まで病院にいる時間を増やそうと思っています。そのようにすれば、金曜日と土曜日にもカテーテルが可能になるので、1日の負担がへり、職員のものすごく夜遅くまで仕事が残ることが少なくなります。
外来も、1日での多くでることにより、札幌ハートセンターに来る方の期待を裏切らないようにしたいと思っています。

いまの札幌ハートセンターがあるのは、来てくれた患者さんに支えられていることが一番だと思っています。そしてそれがさらに増幅するために、外来をもっとでることにしました。24時間のオンコールもそうです。いつでも、藤田先生が診てもらえるような安心感をもっともっと高めたいと思っています。