札幌ハートセンター

札幌ハートセンター
Dr Fujita's blog. Enjoy it

2017年12月29日金曜日

2017の症例数。

PCI 2230例  EVT 350例 CA 411 例
外科手術 594例
でした。

外来患者数および入院患者数は、稚内および室蘭などの新規のサテライトを増やしたにも関わらず、例年並みでした。

PCIは12月は、久しぶりに月200件を超えました。最近の傾向として、FFRによりPCIの適応を決めていますので、新規の患者さんが増えていますが、症例は微妙に減少しています。

一方 新規の患者さんが増えたせいか、足の治療が350例と、BK病変を基本治療しない当院として、症例数が増えています。

カテーテルアブレーションに関しては、その適応を、厳密にしていますので、65歳以下の方を治療適応としていますので、その適応としては、症例数は素晴らしいと思います。

今年は、稚内および室蘭および長沼地域でのサテライト効果で、今年の後半からは、全体的に症例が増えていますので、来年は症例の増加が見込まれます。

外科は、病院のネームバリュや、サテライト効果で症例が増えています。

開業して10年なんとか、乗り切れました。

来年は、さらなる飛躍をしていきます。

職員の皆様ありがとうございました。

世代最強

10年目の節目で、今後のことを考えたときに、当院が最高の施設であるためには、各セクションが最高でなければ、いけません。そのための必須条件が、当院の医師が、世代最強の医師になることです。


世代最強の医師になるそれは、世代最強のオペレーター、世代最強の画像診断、など色々あります。
人により、そのアプローチはそれぞれですが、その覚悟があれば、運を引き寄せ、必ず花が咲くと思います。

それが、SCVCが発展するための必須条件です。

2017年12月23日土曜日

Wuhun heart hospital

に訪問してきました。

まず、中国で三番目の外科手術6000件、PCIは、2500件です。すべてが桁違いです。

ただ、ドクターが1000人ですから、そこはちょっとという感じです。

見学してびっくりしたことが、ITが進んでいます。

外来の受付、予約がすべてQRコードからできます。
検査結果も、すべて自分でプリントできます。中国内のサテライトの病院と心電図と、画像のネットワークが構築されており、その診断部門があります。

あとは、カテーテル治療後のためのCCUがオープンスペースで作られています。

素晴らしいところが沢山あり、時期新しい病棟のイメージに役だちそうです。

こらから5年以内には、ITが必須だと痛感しました。高齢者もスマホをもつ時代になりますね。

今後も、アジアの中で、いろんな施設と交流しながら、お互いのよいところを一緒に学んでいきたいと思っています。

写真は、武漢心臓病院の会長と経営陣です。

中国に人に対しての日本人の印象はどうと聞かれました。

当院では、中国の先生の研修も受け付けていますので、まったく普通ですと答えておきました。

同じ医療人として、国籍は関係ないと思います。そして、人として、お互いに尊重しあうべきですね。

2017年10月13日金曜日

CTOへのプラズマワイヤーのFIMが論文になりました。

菅野先生が一年以上かけて、完成させた論文です。

CCIにのりました。

今年から論文という課題にみんな答えてくれています。

感謝。

2017年10月10日火曜日

佐藤勝彦先生

10月から、SCVCに法人本部長兼COO(最高執行責任者)として、赴任していただきました。
ずっと、声をかけさせてもらって、やっと願った人事です。

僕がいまだ、プレイヤーをすることが多く、理事長としての職を全うできていません。その部分を勝彦先生にお願いします。

そして、法人として、職員をしっかり管理して幸せにしていきたいと思っています。

2017年8月29日火曜日

金子先生が今年2本目のJACC interventionです。

症例報告ですが、今年2例目の偉業ですね。

SCVCも、たくさんの症例があります。珍しい症例もあります。論文ネタはたくさんあります。

現在は、データーベースも完備し、データー打ち込みのスタッフも二人確保して、日々データ入力をしてもらっています。

そして、そこから沢山のリアルワールドからでるエビデンスを発表するために、皆んな試行錯誤で頑張ってもらっています。

アカデミックに発信も、大切な今後の仕事の一つです。

もっと、頑張ってもらいましょう。

金子先生は、今年JACC interに2本目の掲載です。
素晴らしい努力です。感謝ですね。




2017年8月18日金曜日

狭心症。

胸がくるしくなる方が一番心配する病気が、狭心症です。

あと、大きなところでは、動脈乖離などでしょうか?

当院では、胸が痛い、苦しくなる方に関しては、即座にCTをとり、冠動脈が狭窄、閉塞おおよび大動脈の異常を検出します。

それで、異常があれば、入院精査になります。

異常がなくても、症状があるので、それに対して、狭心症の内服であるニトロで効果があるかどうか、確かめます。

そしてニトロが効果があるようであれば、狭心症の可能性が高いので、入院して調べます。

ニトロの効果がなければ、狭心症の可能性は低くなるので、そのときは、安定剤で不安をとり症状が落ち着くを検討します。

胸がくるしくなったことのあるかたは、わかると思いますが、胸がくるしくなった時点で、死ぬのではないかという思いを、感じている人が多いのです。
そのような方には、この安定剤が劇的に効果があります。

僕は、死ぬ病気を見逃さない、そして、症状が必ず解決するようにすることが大切だと思っています。

心房細動

当院では、心房細動に対するアブレーション治療をしています。

ただ、この治療は、本来の脈に心臓を戻すことにより、症状をとり、心機能の改善及び温存をはかります。また、心房細動による血栓症のリスクを取ることも可能です。

では、心房細動は、アブレーションが必要でしょうか?

個人的な見解です。
これは、人によります。症状がない人は、適応になりません。抗凝固がしっかりできる方も適応になりません。心機能も悪くない方も適応になりません。

心房細動はアブレーション治療ができる以前は、病気というより、老化の自然経過として診ていて、特に高齢のかたは、内服治療で、問題なく経過をみれていました。

特に高齢の方は、アブレーションで心房細動が根治しても、その後数年にまた心房細動が出現することがあります。それが実は、問題で、その心房細動が再発した時に、運が悪いと血栓症を起こして、脳梗塞になることがあります。

アブレーションで、若年の方は、劇的に症状が取れて、恩恵がある方が多数いる一方、症状が強くない方、高齢で再発の可能性が高い方は、デメリットの方があることがあります。

当院では、そのような観点から、アブレーションの適応を決めています。

僕の母は、80歳から、心房細動ですが、抗凝固とベーターで、みています。
僕も、現役の仕事をしなくなってから、心房細動になったら、まず、内服で症状が取れれば、よほど、辛くない限りは、アブレーション受けません。

2017年6月19日月曜日

最高のバイパス。

よく心臓外科の手術に冠動脈バイパス術があります。

僕が医者になったころからバイパスはあり、その生命予後に対する効果は確立していました。

そのころと比較して、現在は外科の治療は急速に進歩しています。

初期成績の悪さをカバーするために、オフポンプによる低侵襲が導入されました。

結局 内胸動脈のバイパスは、最高の治療法となっています。

それを担保するためには、なるべく良いところと良いところをつなぐ、吻合は少なくする。
という当たり前のことが大切なのです。

複雑な手技は、その成績を悪くするし、局所をいじる治療は、再発という呪縛ができるので、PCIとなんらかわらなくなります。バイパスはその言葉のとうりバイパスさせて意味があるのです。
そして、それが一生もつようにすることが患者さんの生命を良くするのです。
PCIと同じように局所的な血行再建にとらわれることなく、バイパスさせることに重きをおくことが重要なのでしょう。

そしてそのような内胸動脈のバイパスには、PCIがどんなに頑張っても、勝てないのは、局所治療のPCIと、全体の血流を増やすバイパスでは、根本的に勝負になりません。当たり前の結果です。

そのような素晴らしい生命予後を良くする冠動脈バイパス手術を大切にしていきたいと思います。

今回、浅井教授の話を聞いて、まったく同感であり、感銘をうけました。

2017年6月6日火曜日

外来周りのリニューアルの終了。

しばらく、工事が続いていましたが、やっと工事が終了です。

変更点
1、外来が3つから4つに増えた・
2、採血部屋が独立し、新たな場所を確保。
3、外来専用の心電図室を確保。
4、救急外来の場所を移動して、大きくした。
5、玄関を延長して、寒い空気が入らないようにした。

以上です。

今後は、椅子なども、10年経ちますの、色々と変更しないといけないと思います。

2017年5月31日水曜日

人手不足

カテーテル検査が、多く。毎日たくさんの検査、治療があります。同時にサテライト外来もあります。

午前中にカテーテルをやる先生が少ないです。

若手で二人ほど、欲しいですね。

年間PCI300 から500は経験できます。福利厚生なども高待遇

希望があれば、rotamanlaser@gmail.comまで。

2017年5月19日金曜日

患者さんが多い

今、外来ブースを3つから4つに増設しています。もともと、2つから、途中で3つにしたので、スペースがありません。

19床のクリニックからの出発ですから、仕方ありません。

ブースが増えることによる、診察に出る先生も増やし、待ち時間の解消に努めたいと思っています。
そして、受付業務のパフォーマンスも上げなければ、結果は出せないと思っています。

たくさんの患者さんに支持されることで、待ち時間などクレームも増えています。

原理原則は、たくさんの患者さんのためにですから、頼ってもらえる限りは、断ることはせずに、全員を診ていきたいと思っています。

そのために、日々努力改善です。

2017年4月21日金曜日

モービルCCUによる患者の送迎。

瀬棚町に、患者さんの依頼がありました。いまから、4時間かけて救急車で迎えにいきます。往復8時間です。

患者さんのため、病院のため、患者を断らない理念のために、職員が頑張ってくれます。

感謝、感謝です。

フィリップス64CT

開業以来、一緒に戦って来た64列CTが遂にお仕事を終えて、新しいi CONに代わります。

9年間で、最初は一台で、頑張りその後は、256列と一緒に頑張って、途中で細かいバージョンアップで頑張ってもらいました。

通算このCTだけで、25672件の検査をしています。

頑張りました。そして、ありがとう。

2017年4月3日月曜日

匿名性の職員からの投書箱

弁護士さんが、匿名性を担保して、毎月に一回お披露目があります。

多くは、耳が痛い、辛辣な言葉で書かれていることがあります。

しかし、そのなかから、聞くべき意見は採用して、改善していけます。

感謝、感謝です。

大らかさ

基本、人は大らかであれば、あるほど、大きな問題も小さくできるし、自分が傷つくことも少ない。

組織の中で、上にたつと、いろんなことを考えなくてはいけませんが、大らかさは絶対わすれないようにしています。

大らかにできない人は、人の上に立たないほうがいいし、人と混じり合わない職業の方が合うと思います。

人に寛容であり、優しくできることがとても、大切なのです。

僕もときには、とても小さな人間になることもありますが、そのときは、まだまだ就業が足りないということですし、その出来事が僕にとってとても重要なことなんだと認識できる瞬間です。

ほとんど、そんな風になることはないですが。



2017年4月1日土曜日

開院記念日

2008年4月1日に、開業してから、本日で10年目に突入です。

あっという間でした。

これから10年後も、あっという間なんでしょうね。

ただ、カテーテルクリニックから、循環器専門の病院に進化、発展したスピードは振り返れば、すごかったのかもしれません。

10年前には、当施設はなかったわけですから、不思議な感覚ですね。

10年一区切りにして、また驚くような発展をしていきたいと思っています。

感謝です。

2017年3月29日水曜日

室蘭での外来

室蘭日鋼記念病院に本日たぶん10年ぶりにお伺いしました。

4月から、外来とカテーテルを開始するにあたっての、挨拶です。

火曜日と水曜日の午前中に当院から循環器外来および水曜日にカテーテルをします。

10年まえにハマーで来たことを覚えてくれる方がいて、嬉しかったです。

もともと、鷲別小学校から室蘭の北辰中学卒業なので、懐かしさがあります。

この地域の貢献できることを嬉しく思います。

2017年3月23日木曜日

優しい心配り、

患者さんへの、気配り。

患者さんがものを頼まれたら、すぐにやる。またせない。

患者さんのエコーを終わったあとに、拭き残しがないかどうか?気配りする。

検査検体などは、すぐにもっていってあげる。

当たり前のことができていない。

忙しい?関係ない。たくさん人はいれています。

さーがんばってもらいましょう。

2017年3月13日月曜日

AZURION

ついに、フィリップスの新しいプラットフォームの新規シネ装置がお披露目になりました。

当院には、去年から入ってデーターどりをしています。

素晴らしい機械です。

2017年3月4日土曜日

理念の実行

当院では、一に患者、二に職員を理念として徹底しています。

患者さんには、いいのですが、職員に関しては、まだまだかもしれません。

最近、ある部署で、体調不良で病院にかかる予定であったのですが、緊急患者がはいり、病院にかかれなくなったことがありました。

緊急患者さんがきて、人手が本当に足りなく、どうしようもなかったら、仕方がないかもしれませんが、そのような努力をせずに、単に忙しくて人が足りないから病院にいけなくなるというのは、その所属長としていかがなものか?

当院では、職員の病気、家族の問題、冠婚葬祭、子供のイベントなどは、優先して休みをあげるようにしています。

健康と家族がいて、みんなは安心して働けるのです。

死ぬほど無理をするのは、理事長である僕だけで十分です。

しっかり職員が安心して、働ける環境をつくるということがいかに大切か、理解してもらわなければいけません。

2017年3月3日金曜日

紹介のファックスがとどきました。

僕宛です。

気がついたら、なぜすぐに僕のところにもってこれない。

結果、ファックスを送った先生から僕に連絡がきたが、僕はなにもしらなかった。

こんなことされたら、評判が落ちます。

少しの手抜き、少しのミスが大きな命とりになるのです。

24時間、患者さんを受ける、断らない。それがSCVCです。そのための努力をしてきました。

すべてダメになってしまうかもしれません。

そのぐらいおおきな事だと考えられない人は、困ります。

2017年3月2日木曜日

トップダウン

すべての組織においての指示は上から流れるのは、トップダウンです。下からボトムアップで指示がでることはまずありえません。

しかし、各所属で決めたことを各所属での責任で指示をだすことはかまいません。しかし、そこで忘れていけないのは、報連相です。それがなければ、トップの了解を得ないままの指示になります。
各セクションの自主性にまかせて、エンパワーメント管理も必要ですが、そのためには共通の理念、ビジョンをもっていないと、単なる部下の暴走になることがあるので、注意が必要です。

経営において、組織の理念、およびビジョンを共有し、各々が自立的に指示をだし、それを報連相していく、それが僕の理想です。

2017年3月1日水曜日

イノベーション パラダイムシフト 温故知新

4月からの10年目にはいる当院の、イノベーションのために、新しい血をいれて、組織を活性化させます。
そのためには、パラダイムシフトと温故知新を両立させながら、前に進みたいと思っています。

よりよい施設を目指して、100年続くSCVCのために。


イノベーションは、連続した努力とパラダイムシフトのように断裂した努力によりおきます。

人類は、古くは、紙、印刷により革命、産業革命、インターネット革命による大きなパラダイムシフトにより人類は大きくイノベーションしてきました。

組織も同様にパラダイムシフトが必要だと思っています。そしてそれと同様に大切なものは、以前からSCVCが培ったがんばってきたものの洗練、それも大切です。温故知新ですね。

このパラダイムシフトと温故知新が組織をイノベーションして、時代に合う組織に変革してくれると信じています。

10年経ち、我々はもう古くなっています。それを自覚しながら、前に進みましょう。

現状維持それだけは、避けなければいけません。

2017年2月27日月曜日

道新2017病院ランキング

本日届きました。

カテーテル治療、外科手術、不整脈アブレーション治療とも、北海道ナンバーワン症例数となりました。

数より質ですが、数がなければ、質も担保できないのも事実であり、その数を安全にこなす施設としてのパフォーマンスもなければ、いけないと思います。

質、量とも、充実してこそ、トップ病院への資格と信じ、さらなる患者さんの発掘、治療を通じて、社会貢献をしていきたいと思っています。

2017年2月22日水曜日

学会出張

本日から、部下の杉江先生と、喜古先生で、NYのCTOの学会に参加してきます。僕と杉江先生は、基本毎年行っています。今年は、喜古先生が初めてのNYです。

飛行機が遅れたために、水曜日の午前中にNYには入れなくなりました。夕方の5時にホテルに着くので、それから急いて、自由の女神まで行きます。あとは、学会の隙間を見て、NYの観光を一緒にしようかなと思っています。

夜は、ウルフギャングのステーキ、パーセのフランチで美味しいものを味わってもらいます。

ホテルは、奮発してみんなマンダリンオリエンタルホテルです。セントラルパークのそばで、とても雰囲気のいいホテルです。

三泊五日と短い旅行ですが、学会とNYから刺激を受けて、リフレッシュしてもらえれば、目的は達します。

現在は、インターネットがあれば、わざわざ海外に行かなくても、かなりの情報は手に入ります。僕も、参加する学会のスライドは以前は一生懸命カメラに残していましたが、さいきんは、ネットでスライドが見れるので、それも必要ありません。

そのような意味で学会参加の意味は大きく変わってきていて、自分の発表がメインになってきています。

そのような時代でもあえて、僕らSCVCは、年に一回の海外の学会参加を病院がだす理由は、ドクターのリフレッシュやモチベーションアップに他なりません。

病院のエンジンであるドクターが、気持ちよく働いてもらうことが、患者さんのためになるのです。

2017年2月16日木曜日

謙虚に大胆に。

人は、自分は非力だと常に謙虚でなければいけません。しかし、他人が何と言っても、自分はできると自信を持って大胆にできなければいけません。

この両立が大切です。

Jobsの言葉で、 Stay hungry, stay foolish という言葉があります。この意味には色々解釈がありますが、僕なりの解釈は、

現状に満足することなく、常にハングリー精神を持ち、常識に惑わされることなく、謙虚であれという意味だと思っています。

同じ意味だと気がつきます。

失敗。

必ず人は失敗、ミスをします。

そこを理解しない人。すなわち私は、そんな失敗はしませんとか、ミスをしませんとか自信を持って言います。

自分を鼓舞するためであれば、よしですが、心の中で、自分はミスをするかもしれないという気持ちを謙虚に持ち続けなければ、成長はないし、必ずミスを犯します。

人のミスを最小にするためには、すべての工程にチェックリスト入れれば、防げます。

しかし、現実に医療現場でそれをやれば、仕事になりません。各々がチェックリストを作りミスをしないように努力をしてもらわなければいけないのです。

ミスはします。そのミスをしたときに、原因を追求して、対策を練って、もう起こさないようにしないといけません。

そして、そのミスを見て、自分はミスをしないなどと考える人間は僕は信用しません。

2017年2月15日水曜日

カテーテル治療。

簡単なものから、難しいものまであります。

当院でしかできないような治療もあります。僕らはロタブレーターを積極的に使ってすこしでも、血管を広がりやすします。

一番重要なことは、トラブルが起きたときへの対処がプロであることです。たくさんの長い経験からそれを回避もしくは少なくする自信があります。

僕らの治療は、うまくいって当たり前です。でも、そこには無数の落とし穴があります。それを、長い経験から極限に少なくしてきました。それがSCVCのカテーテルの基本だと思います。

すべてのカテーテル治療のチェックを自分がするのもそういうことです。

成長。

以前の病院に循環器として就職したときには、患者さんも少なくPCIもできない環境で、そこから20年かけて、北海道一番のPCIを施行できる施設に皆んなと一緒に成長していきました。

SCVCを開業して10年目になります。

以前の立ち上げとの大きな違いは、最初からたくさんの患者さんがいたことです。開業一年目にすでに北海道一番になりました。その後に、外科、不整脈と科が増えて、19床から74床の病院にも発達しています。

職員の成長が、病院の成長に追いついていない感があります。以前の病院では患者さんの増加とともに、組織が一緒に成長していきました。

今は、患者さんの増加に組織や、そのシステムがおいていかれている感が否めません。

このことからも、過去の成功経験はあてにならないと思います。試行錯誤しながら、前向きに進みことですかね。

さ、イノベーション

4月22日 ハートセミナー

年に2回のハートセミナーを開催します。

今回は、ポスターがいけてる。

2017年2月14日火曜日

無理

ときには、無理なことは無理だと思いますが、いつも無理とばかり言っていると、何にもできなくなります。

無理してでも、無理と言わない。なんとかするように努力をする。

簡単にノーと言わない。その心構えが大切なんですね。

僕は絶対患者さんを断りません。そう決めて医者をやっています。患者さんを断るときには、現役引退の時と考えています。

5時過ぎたら、職員のことを考えて、必要な患者さんしか診ません。

それは、症状があり苦しんでいる患者さんです。

絶対断りません。依頼されれば、必ず受けます。ノーと言いません。

しかし、コンビニ受診には、職員をわざわざ、夜に残業をつけてまで残すことは悪しきことなので、断固としてお断りしています。

しかし、ありがたいことに、当院への夜間の受診や救急の中に、コンビニ受診の方は全くいません。患者さんが気を使ってくれているのでしょうか?ありがたいことです。

どんな時でも、困ったら診てくれる病院を維持するための努力を続けていきます。

朝礼とは?

朝の8時半からの朝礼は、開業時はありませんでした。その後に、職員が増えたので、トップが考えていることがわかるように、始まりました。
改築をすすめていくなかで、朝礼用の場所も確保して継続をしていますが、どうも朝礼が形骸化してきています。

継続こそ力なので、やり続けますが、トップが話をしているとには、真剣に話を聞いてもらいたいと思っています。

それも、仕事の一つです。

ぼくらは、札幌ハートセンターからお金をもらって生活をしています。病院のなかでやる行為すべては、そのおかげなのです。

イノベーション

2017年2月13日月曜日

変革

自分の業務の見直しをしています。自分を中心に、僕の分身をたくさん作り、仕事の効率化を図ってきましたが、その仕組みは、限界をむかえています。

人に頼りやり方では、各々の能力の問題があり、なかなか効率を図れません。

今後は、人をなるべく頼らない、システムを構築して、そこに人を投入する形で考えていきたいと思っています。

イノベーションが来たかな

2017年2月9日木曜日

googleってすごい。

仕事で、gmailを使っています。それは、スパムメールを自動的に正確に判定して、分けてくれるからです。

とくに僕のようにアドレスがオープンの場合はとても、便利です。

このブログも、いま気がついたのですが、スパムの投稿は除去されていますが、スパムではないものの、品格にかける言葉を使用した文書は、スパムコメントとして載らないようになっているみたいです。

すごいです。googleさん。ありがとう。googleさん

リマインドできない人

その日の用事を自分のスケジュール表にちゃんと記録しておいて、朝にそれをみて、用事を確認できるのですが、そのスケジュール帳を閉じ、つぎの仕事をした瞬間にそのことを忘れてしまう。そして、その用事をリマインドできなくなってしまう人がいます。

そんな漫画のような話をあるのか?自分の耳を疑いましたが、一般にはよくあるそうです。

確かに僕も用事を忘れないためには、その用事はその場で解決を必ずするように、心がけています。なぜか、人は忘れるから。
そのような意味では、リマインドできない人は、自分は忘れるということを自覚できていないことが問題なんでしょうかね。
やはり、自覚ができないのは、。。。。。。なんでしょうか?

自分の考えうるミスの予想を大幅に上回るミスが最近起きるので、色々気づきや、勉強になっています。

人とは、面白いものです。

2017年2月7日火曜日

努力2

努力をするときに、強迫観念に追われてやっているか?

ここが大切ですね。

強迫観念に追われて、やったことのない人の努力は努力ではないかもしれない。

人によっては、強迫観念で努力するという意味がわからない。らしい。

死に物狂いという言葉は、理解されないのだろうね。

でも、努力するときには、その努力の程度や、自分のステージに関わらず、腹切るぐらいの覚悟でやらなければ、後悔すると思うのは僕だけか?

努力。

仕事を通じて、人は成長します。どんな職業でもです。ただし、成長するためには、前向きな努力を通じてということが必要になります。

努力なくして、人は成長できません。努力を放棄した人に、成長はありません。

ただ、成長ばかりが幸せかというと、一概にはそうもいえないかもしれません。

多様性のこの世の中で、価値は人によりそれぞれです。

ただ、お金をもらってやる仕事に関しては、努力が必須です。

2017年2月6日月曜日

凡人の問題

凡人の力も同じ方向に合わされば一つのことを成し遂げられる。単なる凡人が問題なのではなく、問題になるのは、
1)自覚をしていない。
2)努力をしない。
3)責任意識が低い。
4)力も人並みしかできないのに、勘違いし、過信してしまい出すぎた行動をする。
5)自分の力と立ち位置がバラバラで、ちぐはぐな言動、行動になる。

自分の力や立ち位置を知り、仕事に対する姿勢をしっかり持って、軸がぶれずに、同じ組織の中で理念に添い、同じ思い目的で、足並みを揃得れば、大きな仕事を成し遂げれます。

勉強になるね。

凡人

自らを高める努力を怠ったり功名心を持ち合わせなかったりして、他に対する影響力が皆無のまま一生を終える人。マイホーム主義から脱することの出来ない大多数の庶民の意

薄情で、怠惰で、迷惑で、傲慢で、残酷で、臆病で、保守的で、
利己的で、楽観的で、無気力で、無責任で、無関心で、無力で、
無知で、無価値で、自分がこういう人間であることにまったく
気付いていない無自覚な人間


ググるとこうなります。

全ての人が凡人の要素を持っていることがわかります。
凡人から逃れるためには、凡人であると自覚できる否かが、重要だと思います。

人間は怠惰であると自覚できるか否かが大切である。と思っていましたが、ある人によると、凡人はわかっていても、できないらしい。

その人曰く、自分は怠惰であると自覚していても、その努力ができないのが、凡人であり、自覚もできないのは、馬鹿というそうです。

相手に伝える。

情報を相手に伝えるためには、相手に伝わらなければ、意味がありません。

よくあるのが、私は言いました。メモ用紙を置いてきました。など

言っても、相手に伝わってなければ、意味がない。メモ用紙を置いても、相手が見てなければ、意味がない。

人に情報を伝えるのは、本当に難しいと思うのです。相手の状況により、相手が忘れることもあるので、多種多様です。

相手に伝わったか、僕は必ず確かめるようにしています。

2017年2月4日土曜日

同じ過ちを繰り返す人

人は、間違いを犯します。その前提で僕は仕事をしています。過ったら、その原因をしっかり追及し、改善する。その繰り返しで、過ちがどんどん少なくなっていきます。

しかし、不思議なことに、同じ過ちを繰り返す人がいます。

そのような人は、自分の過ちの原因を追及できず、過ちに対してのみ反省してそれで、満足してしまうようです。また、簡単に謝るのも特徴です。

トライ、エラー、カイゼンの自己完結ができない人がそうなるみたいです。

過ちを恐れることなく、同じ過ちを繰り返すことを恐れなければいけません。

2017年2月3日金曜日

嘘をつく。

嘘をつくと、普通は自分の心が苦しくなります。ですから、僕は必要以外の嘘は嫌いです。

でも、世の中には、平然と心も苦しまずに嘘をつける人がいます。

注意しないといけませんが、かわいそうですね。

2017年2月2日木曜日

自分の枠、井の中の蛙

自分の考えていることは、自分の頭の中にある経験などをもとに、自分の枠の中で、了解できるものは、agreeであり、できないものは、許容できないということになります。
しかし、それでは自分の経験、勉強による成長にしか自分の成長はありません。それはとても大切ですが、忘れてはいけないことは、とても、許容できるものでないと感じた意見も、すなわち自分の枠からはみ出た意見を人は多くは、拒否しますが、そのような意見を吸収することが、実はとても大切なのです。

どうして相手はそのように、考えたのかを分析することがとても、勉強になります。自分の成長には必須です。

人に意見は、どんなに辛辣でも、ちゃんと耳を傾け、それを冷静に分析することが、自己成長につながります。

2017年2月1日水曜日

性善説

いまだに、僕は、人は性善説でうごくという過程で、ものごとを判断します。ときには、痛い目にもあいます。ただ、僕らの医療業界のなかに限れば、やはり聖職である医療で働く人は、性善であると思っています。

患者さんのために、自分の時間やプライベートを切りうりできるためには、その気持ちがなければできないと思います。

たくさんの仲間がいろんなちょっとした言葉の掛け違いや誤解で仲違いすることがあります。これは世の常です。

そうならないためには、たわいもない話でコミュニュケーションを取ることがとても、重要なんです。それで、誤解は少なくなるし、生まれにくいと思っています。

願えば、叶う。

この言葉は大好きです。

裏を返せば、願わなければ、夢は叶わない。そして、諦めなければ、あきらめるまで夢は叶う可能性があるわけです。

常に、良い心で、前向きに、考えていると、その思考が具体化していきます。

そして、宇宙とつながる。

今年は、10年目です。

2017年1月30日月曜日

医者という職業

病院の中で、働く医者は、どちらかと言うと、病院という建物を借りた各々独立した開業医もしくは、派遣医という感じでしょうか?もともと、その医者が帰属する場所は、大学の医局であったということも大きいのかもしれません。
現在は、医局制度が崩壊し、そこに帰属しない医者も増えましたが、大勢は、医局との繋がりを大切にするのかもしれません。

病院を組織として見たときに、派遣で組織を賄うことは、可能ですが、やはりそこにその組織に対する思いが少なくなるので、派遣がメインということはあり得ないと思います。

医者も、その病院に対しての帰属意識を持つ必要だと思います。
そうすれば、自分の仕事は、自分を高めることのみならず、病院も発展させることも大切な仕事になってきます。

病院のための仕事、病院を発達させるための医者の仕事とは、なんでしょうか?

とても、難しいですが、そのような意識を持って働くということがとても、大切だと思います。

医者は、医師免許させあれば、生活に困ることはないと思います。普通の職種のように、リストラ、解雇などは普通ありません。ですから、働くことに対する意味づけ、意識が低いのかもしれません。

でも、いつか時代がそうさせなくなるような気がします。

2017年1月27日金曜日

30年前の仲間??

昨日は、久しぶりに、白石徳洲会病院の研修医時代の仲の良かった看護師二人とご飯を食べました。

お互いに外見は、老けましたが、中身は全く変わっていません。楽しく思い出、話を聞きながら、時間を過ごしました。

研修医時代、東徳洲会時代、開業時代と30年あっという間でした。

そして、不思議なことに、過去のことはほとんど記憶がないことに気がつきました。

やはり、たくさんのことをやり続けることにより、過去の記憶がなくなるのですね。

昔をしっかり覚えていることは、逆に今あまり刺激がない証拠なのかもしれません。

僕は、友人は極めて昔から少なく、一人で過ごすことが好きな人間です。人とつるむのも、気を使うので、苦手です。

ただ、仕事では、そう言ってられないので、ちゃんとしていますが、プライベートは、自分の好きなようにしていたい欲望が強いと思っています。

数少ない友?仲間なので、これから、大切にしないといけませんね。

2017年1月26日木曜日

メンタルを強く。

メンタルが強くなるためには、じぶんの感情をコントロールすることです。外的要因のストレスに対して、反応するじぶんの感情をコントロールすることが必要です。

外的な要因をどうにかしようとしても、どうしようもないので、唯一コントロールが可能なのが、自分の気持ちです。

これがわかるだけで、かなりメンタルが強くなります。

この時代に、メンタルが弱くなり、仕事ができなくなる人がいるのを見ると可哀想になります。

2017年1月24日火曜日

Euro intervention journal に載りました。

金子先生がまたまた、論文です。

頑張ってくれています。

確実に理想に向かっています。


自分に厳しく。

人に厳しく、でも、いざ自分となった時には、人に言っていることができない人がたくさんいます。

自分は、普通の人間であり、自分に色んなハードルを設けてそれをクリアするように努力をして今に至っています。それは、普通のことであり、最低限やらなければいけないことです。
そして、それと同じことを自分ができるんだから、周りもできるものだと思っていたので、色々と人に厳しく当たることも以前はありました。

開業して、色んな人を見るうちに、自分ができるんだから、他もできるはずと思うこと、もしくは強要することは、部下を潰してしまうことにつながることに気がついてから、人に優しくできるようになりました。

でも、自分には厳しいままです。

他人に厳しいこと要求して、自分はしないもしくはできないということは、僕の感覚からいくと、万死に値する行為であり、恥ずべき行為です。

自分ができるからと言って、相手もできるわけではないのですが、最低でも、相手に要求することは自分はできなければ、いけません。

2017年1月20日金曜日

今年4月にで開院10年目に突入です。

はやいものです。10年目に突入です。

開業時は、大変な苦労をしたような気がします。でも、たくさんの人に助けられて、人の縁でなんとかここまで、成長することができました。

職員も、300人超えて、開業時の想いは、薄れてきています。そして、開業時はすべてが把握できていたことが、いまは把握が困難になっています。

この10年目を節目に、法人として今後の組織の強化をはかっていきたいとおもっています。そして、時間がたつにつれて、薄れていく人への感謝の気持ちを忘れることなく、健全な組織を作っていきます。

また、人が増えると人間関係も複雑になります。ただ、お互いに相手を思いやる気持ちをもてば、問題は起きないと思っています。

人への感謝、思いやりをわすれない札幌ハートセンターにしていきます。

2017年1月19日木曜日

2017

最近は、FBばかりの更新で、このブログの更新がされていませんでした。
画像とかも、FBの方が簡単に投稿できるので、時代の流れでしょうか?


今年の目標。

1)当院の莫大なデーターを元に、論文を含めた発信。
2)アジアの中での地位を築く。
3)カテーテル機器、CTのiQonの導入による新しいモダリティによる新たな循環器の検査及び治療の構築。
4)札幌ハートセンターとしての、組織の再構築及びマネージメントの強化。

この点を集中して、やっていきます。